12月の誕生石　ラピスラズリ

写真：ラピスラズリペンダント

ラピスラズリは12月の誕生石として人気のある石です。深い青色が特徴的なラピスラズリを詳しく解説。専門店がおすすめする商品も紹介。

ラピスラズリとは

ラピスラズリは美しい青色の宝石として知られる鉱物で、独特の見た目と特徴的な性質があります。色は深い青色をしており、金色や白色の斑点（鉱脈）がまばらに含まれています。これらの斑点は主にピロ石（パイライト）や方解石などの鉱物によって形成されます。

ラピスラズリは古代から高く評価され、多くの文化や宗教で重要な意味を持っています。宝石として磨かれ、指輪、ネックレス、イヤリングなどの宝飾品として使用される他、彫刻や装飾品、絵画などの芸術作品にも利用されます。また、ラピスラズリの粉末は顔料としても使用されます。

ラピスラズリは主に方解石、ラズライト（ラピソマラカイト）、ピロ石（パイライト）などの鉱物から構成されています。硬度は比較的低く、モース硬度スケールで約5.5から6程度です。そのため、比較的優れた硬度を持つ宝石と比べると、傷つきやすい性質があります。

ラピスラズリはその美しい外観と歴史的な価値から、世界中で広く愛されている人気の石です。

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産地

ラピスラズリの有名な産地はアフガニスタン、チリ、チュニジア、パキスタン、ロシアなどです。

特にアフガニスタンのラピスラズリは非常に高品質で、宝石や工芸品、古代から宝石や工芸品、顔料として珍重されてきました。チリは南アメリカで主要なラピスラズリの産地で、青色の斑点模様が特徴的なラピスラズリが見られます。ロシアのラピスラズリは鮮やかな青色と金色の斑点が特徴的です。

１２月の誕生石

ラピスラズリは１２月の誕生石です。１２月の誕生石としてはラピスラズリ以外にもターコイズやタンザナイトがあります。

※参考：パワーストーン誕生石一覧、１２月生まれの方ににおすすめパワーストーン

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品質

ラピスラズリの品質は、いくつかの要因によって決まります。【色の深さと均一性】は主要な要因で、高品質のラピスラズリは深い青色を持ち、均一であることが求められます。色の濃淡や不均一性が少ないほど、品質は高くなります。

また、金色や白色の斑点（鉱脈）の鮮やかさや分布が美しいパターンを作るほど、品質は高くなります。斑点が均等に広がっていると、より価値が高まります。

アフガニスタンやチリなどで産出されるラピスラズリは、高品質の特有の特徴を持ち、非常に価値が高いです。

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歴史

古代エジプト文化において非常に重要であり、ファラオたちの墓や装飾品に使用されました。古代エジプトでは、ラピスラズリは神秘的な力を持つと信じられ、宗教的な目的で使用されました。

古代メソポタミアや古代ギリシャでもラピスラズリは重宝され、彫刻や装飾品に使用されました。この鉱石は、富と権力の象徴とされ、王族や高貴な人々のアイテムとして広く使用されました。

ヨーロッパの中世時代においてもラピスラズリは高く評価され、宝石や芸術作品に使用されました。特にルネサンス期には、ラピスラズリは画家たちによって顔料として使用されました。ラピスラズリの主成分であるラズライト（ラピソマラカイト）は、青色の顔料として抽出され、絵画や装飾品、陶器などの制作に使用されます。この青色顔料は「ラピスラズリブルー」として知られ、美しい青色が特徴です。

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意味・効果

石言葉は「真実」「崇高」「健康」「幸運」です。

ラピスラズリの美しい深い青色は古来より最強の聖石と呼ばれ魔除けの効果があるとされています。聖石は幸運を呼び寄せる効果もあると言われています。

ラピスラズリは知識と洞察をもたらすと信じられており、知的なクリエイティビティや学問に関連して使われることがあります。また、直感を高め、精神的な成長を促進するとされています。新しいアイデアや視点を受け入れる能力を向上させ、創造性を刺激すると信じられています。コミュニケーション能力を高める効果もあり、自己表現を促進すると信じられています。

ラピスラズリは穏やかなエネルギーは、心を安定させ、ストレスや不安を和らげると信じられています。石の色と模様は、心の安定とバランスを象徴するとされています。