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ラリマーの選び方(ポイントは色の濃さ、模様、大きさ)

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ラリマーとは

1976年に発見された比較的新しい石です。正式名称を「ペクトライト」をいい、青い色のものをラリマーと呼んでいます。

カリブ海に浮かぶドミニカ共和国で産出され、海のような美しいブルーが美しい石です。

愛と平和のシンボルとされ、やすらぎや癒しといったヒーリング効果の非常に高いパワーストーンです。

 

写真:白色と青色のバランスが美しいラリマーペンダント

 

鉱石情報

色:無色、白色、灰色、淡黄色、ピンク色、空青色

条痕色:白色

モース硬度:4.5~5

比重:2.84~2.90

劈開:完全

断口:不平坦状

結晶系:三斜晶系、柱状・針状結晶の放射状集合体、繊維状、塊状

化学組成:水酸基をもつナトリウムとカルシウムの珪酸塩NaCa2Si3O8(OH)

透明性:半透明ないし不透明

光沢:ガラス光沢ないし絹糸光沢

屈折率:1.59~1.64

複屈折:0.036

多色性:微弱な三色性

蛍光:ピンク色ないし微黄色、緑色

産地:イギリス、アメリカ、カナダ、ドミニカ共和国、スウェーデン、ロシア、モロッコ、南アフリカ共和国、チェコ

カット:カボション、ビーズ、片面研磨



効果

愛情をはぐくみ、交友関係を円滑にします。

精神のバランスを保ち、平静さと調和をもたらしてくれます。

不安を取り除き安眠を与えるとされています。

詳しい意味・効果については「パワーストーン辞典-ラリマー」を参照してください。

 

 

特徴

なんといっても、カリブの海を連想させる美しい青色が最大の特徴です。

この青色は銅の混入によるものですが、この青いラリマーが採掘されるのはドミニカ共和国だけです。

青色が濃い部分ほど茶色の不純物が入りやすいのが特徴です。
白色と水色、スカイブルーからなるこの石独特の模様が入ったものはとても美しく高額で取引されています。

 

 

 

選び方のポイント

天然石は一つ一つ違う模様や形をしていて、選ぶときに悩んでしまいます。
ここでは、天然石ショップ店長だからこそ分かる、おすすめの選び方をお教えします。

産地

ペクトライト自体は、イギリス、アメリカ、カナダなどいろいろな場所で採掘されますが、青色のペクトライト、つまりラリマーはドミニカ共和国でしか採れません。



品質

黄色や茶色っぽい不純物がより少なく、濃い青色のものが高品質です。
白色と青色のバランスが悪く、全体的に白っぽいものは低品質とされます。

 

値段

白色と水色、空青色からなるこの石独特の模様が入ったものはとても美しく希少で、高額で取引されています。

近年では、カリブ海を思わせるブルーが色濃く表れた石の流通量は非常に少なくなっており、さらに希少価値が高まっています。

 

お得な選び方

ラリマーは、世界三大ヒーリングストーンとして有名で、その癒しの効果も魅力の一つですが、残念ながら採掘量と流通量が減っており価格が高騰傾向にあります。

ラリマー独特の美しい模様を堪能できる石となるとそれだけで高値になりますので、できるだけ小さい石を選ぶのがおすすめです。

写真:発色良いが小さめのラリマーペンダント

 

また、青色と白色のバランスがやや崩れ、白色多めの石も狙い目でしょう。

宝飾品としての価値は下がりますが、パワーストーンとしてのエネルギーに大きな違いはないといわれています。

写真:白色が多めなラリマーペンダント

 

 

 

ラリマーの丸玉を全周に使用したブレスレットはかなり高値ですが、水晶玉と組みわせてラリマーの使用数が少ないブレスレットなども、比較的お手頃価格で見つかるかもしれません。

写真:ラリマーと水晶、翡翠を使用したブレスレット

 

 

商品一覧

本ラリマー選び方ページは「天然石パワーストーンLuLuHouse」が運営しております。
ラリマーも品揃え豊富ですので、是非ともご来店ください。

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