サファイアの意味・効果

サファイア



サファイア

4大貴石のひとつにも数えられるサファイア。まるで大空の蒼を封じ込めたかのようなその神秘的な色合いから、中世ヨーロッパでは神の祝福を受けし石として崇拝の対象にもなっていました。このサファイアの産地としてはタイ、ミャンマー、カシミールなどが有名です。とくにカシミールが原産のコーンフラワーブルーというサファイアはダイアモンドをも上回る価値があるとされています。
この神秘的な輝きを放つ宝石には歴史上の数々の偉人たちも魅了されてきました。そのなかでもとくに有名なエピソードを持っているのがフランスの英雄ナポレオンです。ナポレオンは天下の浮気者と呼ばれるほどの女好きでしたが、妻のジョゼフィーヌのことは心の底から愛していました。ところがジョゼフィーヌはナポレオンの浮気癖に愛想をつかしたのか、自らも次々と愛人を作ってしまいます。その事実を知ったナポレオンは仕事そっちのけで日々悩むようになってしまいました。そんなナポレオンを救ったのがサファイアだったそうです。ある日のこと、ナポレオンは自らの宝でもあるサファイアをジョゼフィーヌへと贈ることを思い立ちます。というのもサファイアには強力な浮気封じの効果があると信じられていたからです。その効果があったのか、それ以降ジョゼフィーヌは人が変わったかのように献身的に夫に仕えるようになったといいます。


意味・効果

サファイアの石言葉は「誠実」「不変」「慈愛」「成功」です。賢者の石ともよばれるサファイアには魂を清らかに保ち、精神を落ち着かせる作用があるとされており、このことから中世ヨーロッパでは神の代弁者として誠実や慈愛を説く聖職者にもっともふさわしい石とされていました。
また、サファイアのもつブルーには洞察力を高め深い知性を導き出すパワーがあるといわれています。勉強や仕事などで、ここぞというときに身につけておけば、心強い味方となって成功へのサポートをしてくれることでしょう。
さらに天空の青さを象徴するサファイアブルーには不変の愛を貫き貞操を守る効果もあるといわれています。こうしたことから婚約指輪や結婚指輪のストーンとして選ばれることも多いようです。サファイアの秘めたパワーはアメジストやアクアマリンといったほかのパワーストーンとの組み合わせでさらに強めることもできます。
流水や日光浴などで簡単に浄化できるなど、サファイアのお手入れはとても簡単なので、パワーストーンのコレクションにはぜひとも加えておきたい宝石です。


色とパワーストーンとの関係

 色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
 個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はサファイアの対応色です。

  ■色の持つ力とその力がもたらす効果
   青:★解放力★ 覇気、自由を感じる、ゆったりした気分に浸れる
   藍:★商売力★ 誠実になる、熱心、けじめ、まめ、忠実
   紺:★生活力★ 堅実な行動、いろいろな物事を好きになる、慰安の心
   紫:★支配力★ 誇り高い、理想に近づく、責任感あふれる


相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

サファイアと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

 ■サファイアと相性の良い石・悪い石

天然石情報

石言葉 誠実・愛情・徳望
和名 青玉
英名 sapphire
別名
守護星座
誕生石 9月の誕生石
十二支 戌年生まれ
カラーバリエーション 黄、紫、黄緑、黄、ピンク、無色
産地 ミャンマー、スリランカ、タイ、オーストラリア、インド、カンボジア、アメリカ、タンザニア、中国、ナイジェリア、等

■パワーストーンの意味や効果に関する記載について
パワーストーンの意味・効果・特徴として掲載している内容は古来からの言い伝えや出版物等の情報から作者がわかりやすくまとめたものです。絶対的な効果を保証するものではないことをご理解願います。また、健康面の記載に関しては、現代医学で効能が立証されたものではないことをご理解ください。

   

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