珊瑚(コーラル)の意味・効果

珊瑚(コーラル)



珊瑚

コーラルはアクアマリンと同じく、3月の誕生石として知られています。コロンとした形とナチュラルな質感が特徴的なパワーストーンですが、鉱物ではありません。元々は深海に生息する生物の硬い骨格を加工したもので、パワーストーンとして愛用されているコーラルは比較的浅瀬でとれる白や淡い色の珊瑚を赤やピンク、オレンジに染色したものです。主な産地は地中海やハワイ沖、ミッドウェー近海、そして日本近海でも良質な珊瑚が採れます。

そもそも珊瑚は仏教における七宝の1つであり、古くから富と繁栄を象徴する貴重な宝物として愛されてきました。珊瑚を持つ家は代々栄えるとも言われていたほどです。また石ではないコーラルがパワーストーンと呼ばれるのは、コーラルに海のパワーが宿ると信じられているためで、海を安全に渡れるよう「航海のお守り」として身に付けられてきました。海のように大いなる浄化のパワーがマイナスエネルギーを中和していく事で、災いや危険を回避し、持つ人に幸運をもたらすと伝えられています。



意味・効果

珊瑚は母なる海のエネルギーをたっぷり浴びながら、長い年月をかけて育つものです。強い生命力を象徴することから、健康や長寿のお守りとして使われています。日本では珊瑚のかんざしや指輪を祖母や母親から譲り受けるという習慣がありますが、これは自由に枝を伸ばす珊瑚のようにのびのびと強く育ってほしいという願いが込められています。そのためコーラルのパワーストーンは安産祈願や出産のお祝いに使われる事も多いです。また古くから魔除けや厄除けのお守りとして用いられてきましたが、淡い色合いのコーラルは見た目も可愛らしく、アクセサリーとしても持ちやすいので人気が高いです。

浄化方法ですが、コーラルは硬度が低く酸に弱いデリケートな石である事を覚えておかなければいけません。水や月光浴、クラスター、セージなどが浄化に適していると言われており、こまめに浄化を行うことで海のパワーを発散します。また汗や汚れがついた時は、柔らかい布でやさしく拭き取るようにすると、美しさを維持する事が出来ます。


色とパワーストーンとの関係

 色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
 個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下は珊瑚の対応色です。

  ■色の持つ力とその力がもたらす効果
   赤:★変革力★ 気合い、活気ある、権力、再生へつづく
   紅:★演出力★ 権威、自信がみなぎる、見事なたたずまい
   白(透明):★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心
   桃色:★空想力★ 夢、パフォーマンス、誇示、うぶ、セクシー
   青:★解放力★ 覇気、自由を感じる、ゆったりした気分に浸れる


相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

サンゴと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

 ■サンゴと相性の良い石・悪い石



天然石情報

石言葉 幸福・長寿・知恵
和名 珊瑚、サンゴ
英名 coral
別名
守護星座 『おひつじ座(3/21〜4/19)の守護石』、『さそり座(10/23〜11/21)の守護石』
誕生石 3月の誕生石
十二支 『未年生まれ』※紅珊瑚のみ
カラーバリエーション 赤、ピンク、白、黒、青
産地 日本近海、ミッドウェー近海、地中海、等

■パワーストーンの意味や効果に関する記載について
パワーストーンの意味・効果・特徴として掲載している内容は古来からの言い伝えや出版物等の情報から作者がわかりやすくまとめたものです。絶対的な効果を保証するものではないことをご理解願います。また、健康面の記載に関しては、現代医学で効能が立証されたものではないことをご理解ください。

   

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